• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

みなさんが気になっている葛根湯の構成生薬量の違い、各メーカーで差があるので注意が必要です!

  • 2023年1月10日

ここ最近「葛根湯」で検索してこのブログを見て下さってる方が急増しています。また薬品問屋でも葛根湯の在庫が底をついているそうです。葛根湯に関しては当ブログ内でも過去に何度か書いていますので、それらをご参照頂ければと思います …

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何かと話題の葛根湯について見直してみよう、そして誰でも小柴胡湯は大間違いです

  • 2022年12月27日

時期柄もあり、コロナ感染症やインフルエンザ関連での検索から当ブログにお見えになる方の数がかなり増えています。前々回のブログでも書きましたが、葛根湯や小柴胡湯加桔梗石膏がニュースになったおかげかと思います。 コロナ感染症や …

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「お屠蘇」は6種類の生薬をお酒に浸けて作る、いわゆる漢方酒みたいな縁起物です

  • 2022年12月20日

自分の小さい頃はお正月には必ずお屠蘇がありました。父親が朝にお酒に浸して作っていた記憶があります。元旦の朝は必ず家族揃って、新年の祝い事としてお屠蘇を口にしたものです。もちろんお酒ですから、子供の頃は少し唇を湿らす程度で …

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コートを着る時期には、冬用処方へ切り替えて内臓温度を上げましょう!(2)

  • 2022年12月6日

サッカーワールドカップの日本チームも残念ながら敗退し、気温だけではなく気持ちも何となく寒なって来ました。元々サッカーに全く興味のない私も頑張って夜更かししてテレビを見てしまい、今では祭りの後のような微妙に寂しい気分です。 …

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いきなり寒くなって来ましたが、冬用処方へ切り替えて内臓温度を上げましょう!(1)

  • 2022年12月1日

食事でも夏は冷たい物、冬は温かい物が好まれる様に漢方薬も夏冬で切り替えることがあります。最近は夏のエアコンが強い職場が多いため、真夏でもお腹や背中が冷える方もおられ夏場も温性の処方を使うことがあります。しかし夏に冷やす処 …

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そろそろ風邪やインフルエンザの季節です、当院の風邪薬2号、11号を常備すれば役に立つと思います

  • 2022年11月15日

当院でも11月に入ってからインフルエンザの予防接種を開始しています。まだ少し在庫がありますので、ご希望の方はお早めにご予約下さい。そもそも風邪とインフルエンザの症状は似ていますが、それぞれ異なるウイルスが発症原因となりま …

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実際に当帰芍薬散を自分で買って試してみたい場合に具体的にどの様に服用すれば効果的だろうか?

  • 2022年11月8日

当帰芍薬散について過去のブログで色々と書いて来ましたが、患者さんから「遠方でここに来れない友人に当帰芍薬散を勧めてあげたいのですが、どの様な感じで説明すれば良いですか?」と言うストレートな質問がありました。自己判断で適当 …

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さらに当帰芍薬散について、妊婦さんからお天気頭痛や眩暈にも応用できます!

  • 2022年11月1日

当帰芍薬散のあれこれについて、ブログに中で過去に2回程書いて来ましたが、今回はもう一歩踏み込んで実際にはどの様に処方しているかについて書いてみます。 (過去ブログはこちら、あの当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も五苓散の …

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当帰芍薬散の根本となっている四物湯(女性系の大基本処方)について見てみよう

  • 2022年10月25日

以前のブログ(あの当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も五苓散の生薬が基本です)で当帰芍薬散=四物湯(しもつとう)+五苓散(ごれいさん)と書きました。細かいことを書けば、そこから桂枝、猪苓、地黄を抜くのですが、あまり難しい …

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あのロンドンマラソン走って来ました!!ロンドンの街を走る機会は貴重でした!!(2)

  • 2022年10月18日

ロンドンマラソンから2週間経過して、体もかなり回復して来ました。向こうにいると空気が乾燥しているので鼻が乾いていたのが、日本では秋の花粉のせいで目の痒みを感じます。あと日本では常時マスクをしないといけない様な雰囲気なので …

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