• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

気分が悪くて(自律神経的にも不安定)食欲もない!柴芍六君子湯と六君子湯の大きな違い

  • 2023年6月13日

柴芍六君子湯は代表的な胃の漢方薬、六君子湯に四逆散を加えた処方です。これは胃の具合の悪さで来院された方にも、逆に自律神経系などの悩みで来院された方にも使える便利な処方です。

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抑肝散について考える、最終回(4)、抑肝散加芍薬黄連の特徴を考えよう!

  • 2023年10月31日

抑肝散芍薬黄連と抑肝散加陳皮半夏は抑肝散ベースですが、加える生薬により性格の異なる処方になります。それを知っていれば選択を間違えることもないでしょう

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代表的な胃腸系漢方、六君子湯(りっくんしとう)には兄弟がいたのです!!

  • 2023年9月26日

六君子湯からの派生処方の柴芍六君子湯、香砂六君子湯には気を回す作用があり、自律神経の不調を伴う胃腸症状に適応になります。今回は香砂六君子湯についてです。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(2)

  • 2023年5月2日

前回の続きです。今回は安中散(あんちゅうさん)、六君子湯(りっくんしとう)、柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)などについてです。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(1)

  • 2023年4月25日

機能性ディスペプシアは胃腸系の機能が悪いことによって、不快感などを自覚する状態です。漢方の得意分野です。上手に漢方を使い分けることにより、症状の改善は期待出来ます!

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく、気の悪さの原因にもなります(半夏瀉心湯と葛根湯)

  • 2023年3月14日

胃のあたりでの詰まり感は「気」のせいかも 以前に、喉の詰まりは気のせい(仕業)と書きました。(喉の詰まりが気になる方まずは、こちら)その部分で気が停滞しているためです。気が停滞する部分は喉だけではありません。胃のあたり( …

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