• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

この時期特有の、水分吸収の落ちた体に合う胃薬漢方を絞って2種類!

  • 2023年8月8日

注意しすぎると逆に水分摂取が過剰になることもあります。胃腸症状や頭痛など水毒となり逆効果にも。胃腸の水捌け良くする漢方について。

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猛暑の時期の夏バテ対策や体調維持には、まずは清暑益気湯で!(2)

  • 2023年7月25日

夏バテの時の代表的な漢方薬として、清暑益気湯があります。今回は製清暑益気湯プラス5種類の生薬から構成される家方清暑益気湯についてです。

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猛暑の時期の夏バテ対策や体調維持には、胃腸系も整える清暑益気湯!(1)

  • 2023年7月18日

夏バテの時の代表的な漢方薬として、清暑益気湯があります。当院では3種類の清暑益気湯を使っています。今回は近製清暑益気湯についてです。

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気分が悪くて(自律神経的にも不安定)食欲もない!柴芍六君子湯と六君子湯の大きな違い

  • 2023年6月13日

柴芍六君子湯は代表的な胃の漢方薬、六君子湯に四逆散を加えた処方です。これは胃の具合の悪さで来院された方にも、逆に自律神経系などの悩みで来院された方にも使える便利な処方です。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(2)

  • 2023年5月2日

前回の続きです。今回は安中散(あんちゅうさん)、六君子湯(りっくんしとう)、柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)などについてです。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(1)

  • 2023年4月25日

機能性ディスペプシアは胃腸系の機能が悪いことによって、不快感などを自覚する状態です。漢方の得意分野です。上手に漢方を使い分けることにより、症状の改善は期待出来ます!

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和中飲(わちゅういん)は弱った胃腸を元気にし、消化を助ける健康茶です!

  • 2023年4月4日

和中飲(わちゅういん)とは9種類の生薬から作った健康茶です。少し甘味がありサッパリとして苦味やエグ味はありません。御食事と一緒にどうぞ!

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく・・・・(前回の続き):日本漢方は腹診が大切(半夏瀉心湯)

  • 2023年3月18日

前回の続きです。21日が春分の日で休診なので、早めにイレギュラー更新です! 実際の例を挙げると 精神科で精神経疾患を治療中のある患者さんが、喉の詰まりや胸のモゾモゾ感を自覚され、耳鼻科を受診されましたは問題がなかったので …

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく、気の悪さの原因にもなります(半夏瀉心湯と葛根湯)

  • 2023年3月14日

胃のあたりでの詰まり感は「気」のせいかも 以前に、喉の詰まりは気のせい(仕業)と書きました。(喉の詰まりが気になる方まずは、こちら)その部分で気が停滞しているためです。気が停滞する部分は喉だけではありません。胃のあたり( …

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過敏性腸症候群と月経関連の悩みは大建中湯+四物湯で、まとめて良くできるかも!

  • 2023年1月24日

過敏性腸症候群が元々あって、月経不順や月経痛などを主訴として受診される方は思った以上に多いです。過敏性腸症候群は人口の10%程度、女性に多いらしいので、この両者で悩んでいる女性は多くおられると思います。 過敏性腸症候群に …

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