前回、足にお灸やってて温めると書いたのですが、足を温めるのは「のぼせ」対策としても効果的です。但し、のぼせに足の冷えが伴う場合であり、のぼせだけあって足の冷えを自覚していない方にはあまり効果ないかも知れません。むしろ、余分な熱が入って更にのぼせる可能性もあります。体に適切な熱量を100単位と仮定すると、例えば頭に80%、足に20%とその熱が偏って存在している状態が冷えのぼせの状態です。足にお灸などで少し熱を補ってあげると、それに伴い頭の熱も下に降りて来て、のぼせも改善してきます。逆に頭に80単位、足に40単位と合計で120単位もある場合は、そもそも熱が過剰なので、これ以上お灸などで熱を入れるのは好ましくありません。つまり全体的に熱が足らないタイプの方は、冷えのぼせがあると少し足を温めると楽になるでしょう。実際には、それだけで熱は下に降りにくく、同時に漢方で熱を回わした方が良い場合もあります。この辺りは過去記事もご参照下さい。ともかく無煙灸程度で症状が改善すればラッキー!みたいに気楽な感じでまずは試してみて下さい。
時々、のぼせありますか?と聞いても「のぼせって何すか?」って方もおられますが、自分で分からない物(気付かない)は症状無しと思って下さい。
スタートから3キロ付近のハーバーブリッジを渡り切る辺りです。ここはシドニーの象徴的な場所の一つで、道の真ん中を走らせて貰えるのはとても貴重な経験でした。今年の暑さで10キロ以上続けて走ったのはゴールデンウィーク頃が最後だったので、とても42キロ走り切れる感じはありませんでした。まぁ良いところ15キロ超えてからどこまでペースを維持できるかな?と言う程度です。もちろん5キロ程度は上機嫌で通過、試練は17キロあたりからでした(笑)しかし気温は最高で空気も乾いていて、空の色は突き抜けるほど青く自然に笑顔になってしまいます!
細野漢方診療所 細野孝郎