• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

アトピー性皮膚炎のメジャー漢方、最初に処方される温清飲と黄蓮解毒湯、四物湯の大きな違い(1)

  • 2023年5月16日

なぜか最初に出されてしまう温清飲 アトピー性皮膚炎の方が病院や薬局などで漢方をお願いすると、最初に温清飲(うんせいいん)を処方されることが多いでしょう。これは当院に見えるアトピー性皮膚炎の患者さんの傾向から見てもそうです …

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浮腫みを改善する代表的処方、五苓散(ごれいさん)は頭痛、胃の不調にもよく効きます!

  • 2023年5月9日

五苓散のお問合せ多いので、湿度が高くなる梅雨を前に少しまとめておきます。ついでに「シックススターってなんです?」とも聞かれたので簡単に

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(2)

  • 2023年5月2日

前回の続きです。今回は安中散(あんちゅうさん)、六君子湯(りっくんしとう)、柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)などについてです。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(1)

  • 2023年4月25日

機能性ディスペプシアは胃腸系の機能が悪いことによって、不快感などを自覚する状態です。漢方の得意分野です。上手に漢方を使い分けることにより、症状の改善は期待出来ます!

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妊婦さんの基本処方・当帰芍薬散と妊娠中(妊娠高血圧症候群など)の漢方薬は違う??

  • 2023年4月11日

当帰芍薬散は妊婦さんの基本処方とも言われています。今回は妊娠中の漢方を当帰芍薬散を中心に書いてみます。

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和中飲(わちゅういん)は弱った胃腸を元気にし、消化を助ける健康茶です!

  • 2023年4月4日

和中飲(わちゅういん)とは9種類の生薬から作った健康茶です。少し甘味がありサッパリとして苦味やエグ味はありません。御食事と一緒にどうぞ!

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脳の血流改善に釣藤散、頭痛、めまい、耳鳴りから認知症まで、手の震えなどに効果があった例を

  • 2023年3月28日

釣藤散(ちょうとうさん)と言う聞き慣れない名前の処方があります。これはタイトルにある様に、動脈硬化による頭痛、めまい、耳鳴りなどに使うのですが、更には軽度の脳血管型の認知症にも効果があると言われています。時間の経過した重 …

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく・・・・(前回の続き):日本漢方は腹診が大切(半夏瀉心湯)

  • 2023年3月18日

前回の続きです。21日が春分の日で休診なので、早めにイレギュラー更新です! 実際の例を挙げると 精神科で精神経疾患を治療中のある患者さんが、喉の詰まりや胸のモゾモゾ感を自覚され、耳鼻科を受診されましたは問題がなかったので …

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく、気の悪さの原因にもなります(半夏瀉心湯と葛根湯)

  • 2023年3月14日

胃のあたりでの詰まり感は「気」のせいかも 以前に、喉の詰まりは気のせい(仕業)と書きました。(喉の詰まりが気になる方まずは、こちら)その部分で気が停滞しているためです。気が停滞する部分は喉だけではありません。胃のあたり( …

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花粉症の漢方と言えば小青竜湯、その効果はどんな感じで出てくるのか?

  • 2023年3月7日

天気予報などで連日の様に「いよいよ明日からは花粉のピーク!」だとか「過去最大級の飛散!」などとよく耳にします。そもそも明日からピークと毎日言われると、「今日がピークじゃなかったの??」と、少し混乱して来ます。ピークがいつ …

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