顔にアトピーやニキビなどがあって、のぼせる場合は少し違う方法を選びます
顔面にアトピー性皮膚炎やニキビなどの炎症を伴ってのぼせる、つまり何らかの病気で顔面が赤い発疹があり、更にのぼせることで顔が赤い場合は、基本的に元の病気の治療を優先させます。その結果、炎症が改善し、のぼせや赤らみが良くなります。気を付けなければならないのは、その治療をせずに熱を回すなどの治療をすれば、余計に赤くなったり、のぼせ・ほてりが強くなることがあります。熱を回す系の漢方は基本血流を良くするので、例えればお風呂に入った後みたいになることがあります。しかし熱を下(足元)に下げる漢方(生薬)は有効で、最初から少し混ぜて使うことでアトピー自体はそこまで変わらなくても、のぼせや赤らみが少し引いて見た目が少し改善することがあります。真っ赤なのが少しでも落ち着けば、安心して治療を続けられると思います。顔が赤いと絶対に気になりますからね。こう言う場合には、よく黄連解毒湯系統を使うのですが、しばらく続けても症状が一進一退で良くならず体に熱が籠った感じで熱くて痒いし困っているアトピーの方がおられました。かなり悩んだのですが、このまま黄連解毒湯を続けても改善しそうもないし、もっと強烈に熱が取れると痒みが軽減して掻かなくなるかなと思い、前回書いた大黄牡丹皮湯+石膏+桂枝を処方しました。基本的にこれは更年期障害などの女性系の疾患で使われる処方で、教科書的にはアトピーの方に使う物ではありません。しかしこれが著効と言って良いほど効き、体の不快な熱が取れて、痒みが半分以下に改善し、日によってはほぼ痒くない日もあるそうです。こういう基本から外れた方法もあるのだと勉強にはなりましたが、また同じ様な方がおられた時に、この手が使えるかは判断に難しいですね。いずれにせよ、アトピー性皮膚炎などがベースにあってのぼせる場合は、アトピーなどの治療を優先するのが大原則です。

お休みを頂いてシドニーマラソンを走って来ました!シドニーは軟水のはずですが給水が合わず、更には青い色をしたスポーツドリンクも何とも微妙な感じで大苦戦をしましたが何とかフラフラで完走。補給食も甘いベトベトなゼリーしかないので、最後は吐きそうな感じでした。なぜシドニーマラソンかと言うと今年よりメジャーレースに昇格したからです。これで世界のメジャーレースは7つになり、7つを完走した人はセブンスター・フィニッシャーと呼ばれることになります。今年からの昇格なので、去年までに6レースを完了した人の中で、今回のシドニーを最初にゴールすれば世界で最初のセブンスター・フィニッシャーになれます。一番乗りは何と日本人で、あの川内優輝選手でした。私はもう最後の方でのゴールでしたが、現時点では全世界で4200人、日本人は120人程度しかいないセブンスター保持者になれました!素直に嬉しい(笑)
細野漢方診療所 細野孝郎

